実家に帰ると思い出すどうにもならない問題
秋彼岸に合わせて延期していた墓参りに行ってきた。
今回は兄弟たちは都合が合わないらしいので、ウチら夫婦と母の三人で墓参りに行こうということに。妻のたっての希望で昼ごはんは「さわやか」のハンバーグを、と目論んでいた。
テレビのせいで最近人気だから、土日の昼時はめちゃ混みだろうな。ちょっと早めに行こうね~なんて話していた。
11時には店に着きたいとすると、9時過ぎには実家に到着し、墓参りを済ませてから向かうとちょうどいいだろう。前日に母にそんな予定を連絡しておいた。
ところが9時過ぎに実家のチャイムを鳴らしても電話をしても無反応。。。
出かけてる?寝てる? まさか…⁉
しばらく駐車場にクルマを停めて待機。
30分待っても反応なし。昔なら実家の鍵を持っていたはずだが、今は何処にあるのかわからないな。こういう時のためには持っていた方がいいが、最近はそんなことは考えもしなくなったな。
なんて思いながらひたすら待つ。待つ。待つ。
40分ほど待った頃だろうか。便意を催す。我慢できないので300メートル先のコンビニに移動。
難を逃れた私は再度電話。反応なし…。なし。なし。
いよいよまさかの悪い予感が現実味を帯びてくる。昨日は金曜日。デイサービスの日だ。今日はきっと疲れているはずだ。寝ているに違いないのだが。。。自分に言い聞かせる。
でも最悪のことを考えると、ここを離れるわけにもいかず。。。
コンビニでコーヒーでも飲みながら、もうちょっと待ってみよう。
コンビニの駐車場からはサッシ屋さんの大きな倉庫が見える。昔はプレハブ小屋だったご近所のサッシ屋さんが数年前に大きな倉庫を建てたのである。確か自分より何年か下の娘さんが2人いたはずだ。もうどちらかが婿を取って家業を継いでいるのだろうか。実家を離れて36年か。ええっ!!もう実家にいた年数の倍の年月が過ぎてしまったんだ。
決してぼーっと過ごしてきたわけではないけれど、サッシ屋さんはきっとコツコツ働いてきたのだと思うと、浦島太郎が玉手箱を開けてしまったような感じがして少しゾッとした。
私には実家に帰ると思い出す、どうにもならない問題がいくつかある。
築53年の家があちこちガタが来ている問題、78歳の母の老いが着々と進んでいく問題、56歳独身兄がいつまでもしっかりしない問題、50歳弟がどうやら奥さんとうまくいっていない問題。
私も離婚や病気などいろいろあったが、実家に帰ると自分の境遇など必ずしも悪いものではない、むしろいい方だと思えてくる。
最近は実家に泊まることも少なくなってきた。車中泊に慣れてしまった事もあるが、一番の理由は母に気を遣わせるのが悪い気がするってこと。母は特に妻に対しては女のプライドなのかわからないが複雑な気持ちがあるようだ。歳を取って満足なおもてなしが出来ず引け目を感じるとか、古くなった家は今となっては広すぎて掃除も行き届かない。庭の手入れも行き届かない。そんな家に私はともかく妻を泊まらせるのは女として恥ずかしいような感情があるのだと思う。母はプライドが高い見栄っ張りな人なんだと思う。
埼玉のアパート暮らしの私にとっては家賃ナシで70坪の庭付き一戸建てに住める兄の事をうらやましいと思うが、兄はいまだに子どものようで、サバゲ―にいそしんだりラジコン戦車を組み立てたりと、家や庭のことなど我関せず。なぜそんな感じなのかはホント不思議だ。ずっと実家暮らしだからか?生活に切実な危機感を感じられない。
弟と言えば仕事が忙しいのかなかなか連絡も取れず、たまに実家に顔を出すようだが、実家を売って貸し駐車場にするのがいいとか、補助金をもらって耐震工事をすればいいだろうとか、いろいろピントがずれている。サポートセンターの仕事をしているのが関係しているのかはわからないが、とりあえず目の前の問題が大ごとにならなければOKと思っている・・・そんな気がする。何があったかは詳しく語らないが、妻に愛想をつかされているようで、あの性格なら仕方がないか。とも思う。
まあ、そんな感じで問題山積みの一家であるが、日常に戻ればしばらくは忘れられる。それは離れて暮らしている良いところかもしれない。
11時ころだろうか、やっと電話がつながった。
昨晩眠れなくて朝から熟睡していたようだ。まあ、とにかく何事もなくて良かったよかった。
もう「さわやか」は無理そうだ。昼ごはんには早すぎる中途半端な時間になってしまった。母が気になっていた最近できた不動産屋があるそうなのでちょっと覗いてみようかと誘ってみた。そうでもしないと母が自分からアクションを起こすこともないだろう。
以前、実家を新築で建て直しを検討した時も同じように私が実家に帰ったタイミングで兄と母をタマホームに連れて行った。それをきっかけに新築を検討した、どうすれば安くできるかいろいろ考えた。土地が広く、母も兄も高齢なので2LDKくらいのコンパクトな平屋が希望だったが、割高な平屋は箸にも棒にもかからず、一番安い二階建て2LDKでも予算オーバー。古家の解体と上物の建築は貯金では賄えず、兄が住宅ローンを組めば何とかなったのだが、母が兄の住宅ローン審査に反対したのだ。母の言い分はこう、「どうせ住宅ローンの審査に通るわけがない。恥をかくだけだから審査を受けるのは嫌だ。」そんな経緯で新築の件は立ち消えになった。筋金入りの見栄っ張り(笑)
今回は手ごろな中古物件を折込チラシで探していた母が、新しい不動産屋さんができたことを知り気になっていたようだ。で、それならばそこで話を聞いてみたら?という事で気軽にのぞいてみたというわけ。会社説明の時間がちょっと長すぎて聞いていてつかれたが、対応してくれた土屋さんもいい人。「なんなら会社が買い取ってもいい」みたいな話も出て、こちらの事情を考えて実家の販売と中古物件の購入を並行して進められそう。話を聞くと不動産売買はもちろんだがリフォームを得意とする不動産屋らしい。いくつか物件を紹介してもらうと思った以上に母が乗り気に。後日兄と母とで内覧に行く約束をした。
思ったよりガッツリ話し込んでしまい、時間はもう2時を回っていた。お腹が空いたのでコンビニで軽くパンやらお握りやらを購入してそれを車内で食べながらお墓参りに向かいました。この続きはまた後日。
実家に向かう道中立ち寄った日帰り温泉。「川北町営さくらの湯」
町営の施設だが、プールやジャグジー、露天風呂、サウナやうたせ湯、食堂も充実した複合施設になっている。入口には下駄箱が正面に。土足で上がってしまい職員の方に声をかけられてしまった💦段差が微妙な高さなのでご注意あれ。
遅い時間の訪問だったので食堂は閉まっていたが、メニューはなかなかなの充実ぶり。
どれもおいしそう。
めっちゃ公共施設観ただよう外観と職員の方の親切な対応、天然温泉ではないもの掃除も行き届いて清潔感ある施設。今度は食事もぜひ食べてみたいものです。
では今日はこの辺で。
3泊4日山梨クルマ旅③
いやあ、今朝は早起きしてのラグビー観戦、しびれる試合を見せていただきました!
決勝トーナメントに向けてまた大きな一歩を進めることが出来てよかったー!
頑張れニッポン‼
ってことで、もうだいぶ前のお話になりましたが、旅の記録を残したいと思います。
9月18日、長いようで短い旅の最終日はこの「道の駅甲斐大和」からのスタートです。
前日の夜は星があまりにきれいすぎて外呑み。調子に乗って少し飲みすぎて、朝寝坊してしまいました。
開店時間の9時前にはすでに店舗外の売り場に地元農家さんたちが葡萄を並べていました。今年はシャインマスカットが安いそうですが、全体的にスーパーより値段・品質共に良いです。並んでいる葡萄の種類も豊富で、農家の奥さんたちもとても感じが良く。。。品種や味の特緒についていろいろ教えてもらいつつ。。。全部味見させてもらっちゃいました(笑)
シャインマスカットのさっぱり系より私の味の好みは巨峰系のグレープ濃いめの味。
最終的に「籐稔(とうねん)」と「シャインマスカット」を購入しました。
さてさて、今日は道が混む前に、ここからのんびりドライブしながら帰ります。
目の前の甲州街道を、大月、相模湖、高尾山を抜け、八王子へ。
妻が「白菜の苗がほしい」というので、JAあきがわ 日の出町ふれあい農産物直売所へ立ち寄ります。maps.app.goo.gl
残念ながら野菜の苗は売り切れていたので、その代わりにソフトクリームが食べたいと。(。。。)
福嶋牧場の牛乳を使用した、牛乳の味がしっかりして美味しいソフトクリーム。いやな甘さがなく後味さっぱりでした。
さて、白菜、白菜。
ここなら売っているのでは?と思い浮かんだのは、「JAいるま野 アグレッシュ日高中央」
やはり有りましたよー!
それも元気のよい苗がたくさん。妻も喜んでおりました(笑)
という事で、今回の旅の終わりはJA産直めぐりとなってしまいましたが、少し早めに自宅に到着することができました。
なぜ早めに帰宅したのかと言えば、この日は早朝にラグビーワールドカップイングランド戦が行われていたのです。
出発前に録画予約をし、妻とも「絶対ネットニュースを見ないようにしようね」と示し合わせていたのです。
本来は禁酒日の月曜ですが、チューハイ片手に全力応援!この日の試合は惜敗となりましたが手応えを感じる一戦。決勝進出に向けてがんばれニッポン!
ではでは。
3泊4日山梨クルマ旅②
最近会社の仕事が忙しくなってしまい、ブログ更新が追いついていない。
マメにアップすればいいのだろうけど、なかなかね😓
今日は3泊4日山梨クルマ旅の三日目のことを書いていきたいと思います。
二日目の昇仙峡を堪能した我々は、温泉をいただいた後、こちらの「道の駅みとみ」で車中泊。前回と同じ道側に駐車、朝のうちは山陰になるので夏場は涼しいのでお気に入りの駐車場所。
この日はこの旅のメイン、念願の西沢渓谷で滝めぐりトレッキング。今回はいつもの登山装備で準備します。途中歩道が崩落し迂回路となっているとのことだが、そこは有名な観光地、さほど心配は無いはず。
朝食はアマノパークスのパン🥐とスムージー🥤
サクッと済ませ、西沢渓谷駐車場へ向かいましたがすでに満車。泣く泣く道の駅駐車場へ引き返す。そこから再び歩いて向かいます。
渓谷入り口にはきれいなトイレが。流石ですね。
少し歩くといきなりコバルトブルーの「大久保滝」がお出迎え。ここから変化に富んだ景色の中を歩く。
崖の上から自然が創り出すアートのような景色を見下ろす。
絶景に次ぐ絶景。水面すれすれの鎖場があったり、高い位置から滝を見下ろしたりと変化に富んでおり、マイナスイオンに包まれた渓間の景色が素晴らしい。
水量が豊富で音も迫力あります。
水辺まで下りられるスポット。思わず水に触れたくなります。
冷たくてきれい。首都圏近郊にこんな場所があったとは!
変な形のきのこ発見
貞泉の滝
下界の暑さが嘘のよう。さわやかな山道を進みます。
「カエル岩」空を見上げ、たそがれるカエルさんです(笑)
令和3年の大雨でこの先が崩落しており、ここからう回歩道となっています。このう回路はガチの急斜面。這いつくばって上る感じ。知らないから登り切ったけど、知っていたら間違いなく断念しました💦
ヘトヘトになりながら歩いていくと、渓谷のクライマックスでもある落差30mの「七ツ釜五段の滝」が現れます。かなり高い場所から見下ろすが、大地をたたきつけるような雄々しい姿と轟く爆音は大迫力。疲れを忘れ、しばらく魅入ってしまった。
この先に「不動滝」があるはずなのですが...残念ながら見えませんでした。
このトイレがコースの折り返し点、こんな山奥にトイレを設置してくれています。感謝感激。
広めのウッドデッキも設置されております。ここでしばしの休憩。
ここからは軌道(トロッコ)跡を歩いて下ります。このあたり一帯の木材搬出に利用されていたもので、全長36kmもあったそうです。
写真ではよくわかりませんが、かなり深い谷を渡る橋がいくつも架けられていて、当時の苦労がうかがえます。
ところどころ線路が残っている。
ほとんど空中に浮いている巨木(笑)
「スケスケの橋」かなりの恐怖(笑)
「トロッコのモニュメント」当時は馬で引き上げて、降りるときはブレーキだけで降りていたそうだ。
途中、「いこりころばし」「ひこいっちゃんころばし」と呼ばれる橋が出現。いずれも「猪虎狸さん」「彦一さん」がトロッコもろとも沢に転落して負傷したことからそう呼ばれるようになったそうな。山の労働は想像をはるかに超えて過酷だ・・・
さてさて、下り斜面は緩やかで歩きやすい。思ったより早く登山口まで下りてくる。
美しい渓谷に別れを告げ、道の駅みとみと西沢渓谷入り口の間に位置する「西沢渓谷蒟蒻館」にふらりと立ち寄った。
試食した「さしみこんにゃく」が絶品、思わずお土産をいくつか購入する。
すると店主と思しきおじさんに、お茶を飲んでいかないかと誘われる。躊躇すること数秒、「ブドウもあるから食べてって」の言葉で観念して店の奥のイートインスペースに素直に導かれました。
思った以上のおもてなし。
どれもおいしかったが、こんにゃくプリンも絶品だった。
「西沢渓谷蒟蒻館」西沢渓谷に行った際はぜひ立ち寄ることをお勧めする。
思いのほか早めに下山した私たち、昼食はほうとうを頂こうという事でこちらにお邪魔しました。
葡萄園に併設されたほうとう屋さん。ブドウのシーズンでもあり、めっちゃ混んでいます。店内はあまり広く無いようで満席、葡萄園のテーブルに案内されているようです。
食券を購入してから20~30分は並んだでしょうか。ほうとう二人前が鉄鍋で出てきました。のんきばぁーばの一泊ほうとうより塩分控えめで食べやすかった。
ただ一人前1,500円は高杉晋作もビックリ、強気な価格設定だ。「食券を購入して店員に声をかけて」という張り紙があるが、その通りにするとムッとして「並んでください」と言われるトラップあり。おとなしく並んでいると一部並ばずにテーブル席に座って待つ客も容認したりとサービス面でモヤモヤするお店。そこら辺改善したらもっとお客さんに喜んでもらえるかも。
そして本日の締めくくりはこちらの温泉です。
こちらは「ぶどうの丘」という施設内にある温泉。葡萄園や宿泊施設、ワイナリーもありこの日はめっちゃ賑わっていた。
この温泉の売りはなんといっても甲府盆地を見下ろし、南アルプスを一望できる絶景。
お湯はやや茶褐色を帯びたアルカリ性温泉。少しとろみがあって肌にも良さそう。
しかし何せ混んでいる。のんびりというわけにはいかなかった😅
温泉で温まった後はこの日の宿泊地、小さな山の中の道の駅「道の駅甲斐大和」へ向かいました。
ではでは今日はこの辺で。
3泊4日山梨クルマ旅①
連休前の金曜に有給を取って3泊4日の車中泊旅に行ってきました。
目的地は8月に訪れた山梨の渓谷。今回は滝めぐり沢めぐりの旅。
ついでに道の駅スタンプ収集のために道の駅八王子に立ち寄ってから甲州街道を山梨方面に向かいます。
道の駅八王子。以前来た時も感じたのですが、価格設定が少々お高め?って感じがします。
少し遠回りしましたが東京唯一の道の駅スタンプがゲットできました😄
そして本日のお風呂、甲斐市の山口温泉へ。
こちらは住宅地の中に突然現れる源泉掛け流しの天然温泉。
ウチのバカナビの案内は温泉の裏手で終了。看板は見えるのだが入り口が見つからない。お陰で住宅街の細い道をぐるぐるマヨマヨ。
やっと辿り着きました😓
温泉ですが、夏の屋外プール並みのぬるさ。内湯もそうですが、更衣室を通って向かう露天もぬるくて風邪ひくんではないかと思うほど😅
それでも肌に気泡がつくほどの炭酸泉。湯冷めしないようにゆっくり浸かりました。
更衣室の外の廊下で妻を待っていると、気温は低いのだが不思議と汗が出てくる。しっかり体の芯から温まっているのだ。恐るべし山口温泉。
ぬるいお湯OKの方は是非一度お試しあれ。
しっかり温まった後は、スーパーで買い出しをして今日の宿泊地である道の駅韮崎に向かいます。
こちらが立ち寄ったスーパー。コレがなかなかの素敵スーパー。
お惣菜の種類も豊富でどれも美味しそう。ほとんどに栄養表示があるのもありがたい。
塩分低めの中華おかずを中心に買い込みました。
そして道の駅韮崎で車中泊セッティング、夕食をいただき、撮り溜めたDVDを見ながらいつもの晩酌。明日の早起きに備えて早めに就寝しました。
朝の道の駅。
けっこう車中泊車が多かったのね。と朝気がつくいつものパターン。
ささ、朝ごはんを食べて出発しますよ〜
行き先はこちら、全国観光地百選渓谷の部一位「昇仙峡」
https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
最下流の昇仙峡入り口駐車場に車を停め、たっぷりトレッキングを楽しみます。
いきなりすごい渓谷が眼前に広がります。
青い空と山の緑。
山栗。秋ですね〜
葉っぱかと思ったら動いてる😓
スズメガの幼虫、らしいです。
土日は車両通行止めなのでゆったり歩けます、
上から落ちてきた。森の妖精のいたずら☺️
すでに結ばれているが、念のため妻と渡っておきました😄
水がなんと綺麗なことよ。
七福神がお出迎え
ふと上を見上げると絶景「覚円峰」が。
花崗岩の巨石、「石門」。
癒される〜
落差30m「仙娥滝」。
「かなえる仙人」願いが叶う気がしなかった(汗)
仙人茶屋の「食べる水晶玉」。コレに黒蜜をかけて美味しくいただきました。
緑茶も美味しい。
「仙娥滝」の上から。
ロープウェイ乗り場の近くにちょうどいい休憩スペース発見。
こちらで昼食とします。
今日は登山に持って行く定番メニューアルファ米。
二つで塩分4g程度なので妻とシェアします。
そしてこんにゃくゼリー(梅)と、赤ちゃん用キャラメルコーンとかっぱえびせん。コレも定番メニュー😄
ランチが済んだらひたすら来た道を降ります。
そして昨日気に入ってしまったアマノパークス別店舗で買い出し。山梨の定番になりそうだ。
二日目の温泉はこちらの「白龍閣」。ひなびた温泉旅館だが、源泉掛け流しの天然温泉が日帰り入浴500円で利用できるのはありがたい。
硫黄臭漂う温泉は肌もツルツルに。渓谷の景色もよく、最高の温泉かと。ただ、女風呂にカエルが紛れ込んでおり、妻はゆっくり入ることができなかったみたいで残念。
ひとっ風呂浴びたらこの旅の第二の目的地へ向かいます。
運動不足解消ウォーキングは埼玉ビオトーブ
週末は運動不足解消ウォーキングと埼玉道の駅スタンプ収集を兼ねての一泊二日の車中泊旅です。
朝活が板についてきた私たち夫婦はこの日も早起きをして出発。
下道をひたすらドライビン
道の駅アグリパークゆめすぎとに到着
さっそくスタンプをゲットします。
地元で採れた新米祭りをやってました。
広大な広場。
雨上がりの湿度99%気温37度(推定)の中では広場で遊ぶ人は一人もいませんでした。
そして道の駅庄和へ。しんちゃん推しの道の駅。
名物(たぶん)十割蕎麦舞茸天ぷらセット。
いつものごとく写真を撮る前に一口食べちゃいました(笑)
蕎麦は風味満点喉ごし抜群。舞茸天ぷらはガリガリ食感で美味しかったです。この衣がガリガリなのはこの地域の特色なのでしょうか?サクサクも良いけど、コレはコレで美味しいよね。
道の駅さかい
クラフトビールやピザ屋、沖縄物産館などなんだかとっ散らかった感じで賑やかな道の駅です(笑)
沖縄スナックパインに心奪われそうになったがグッと堪えて妻のリクエストでこちらの笠間のモンブランを購入。
めちゃクリーミーで美味かった。
そして、
道の駅ごか
ここはデコトラのイベントが行われるなど有名らしい。過去に車中泊しようと立ち寄ったがその時もデコトラが集結しており諦めたことがある。サクッとスタンプゲットして温泉へ向かう。
極楽湯羽生温泉♨️かなり大きな温泉施設。お客さんも多かったが広大な広さで窮屈な感じはしなかった。
お湯は茶褐色でぬるぬるした滑らかなお湯。湯船の数が多く、特に露天風呂はバリエーション豊富で楽しめる。人気なのもわかる。温泉好きな方は一度立ち寄って欲しい。
湯上がりに岩泉飲むヨーグルト
大谷翔平くんが絶賛する岩泉ヨーグルトとは違うようですが滑らかで旨いです。
そして今日の宿泊地、道の駅いちごの里よしみへ。
めちゃくちゃ混んでてビックリ。
と言っても大体一台飛ばしで規則正しく駐車してます。
翌日は第二の目的地、北本自然観察公園へ
本日はこちらをウォーキング。埼玉の田園地帯に突然現れるビオトーブ。自然がそのままの状態で保全されています。
公園を抜けると現れた石屋下沼。釣り人がたくさん。聞くとヘラブナを狙っているそうな。
その駐車場脇を行くと、横田薬師堂下湧水が現れる。きれいな水がわきでていた。飲む気にはなれなかった。
自然公園をぐるっと回ると北本市子供公園が現れる。水場もあり、ちびっ子たちが元気に水遊びしていた。
北里大学の前を通り駐車場に戻る。
そして再び道の駅いちごの里よしみにもどりお買い物。黄桃や群馬県産とうもろこしなどを購入。
そしてお決まりの物産館食堂「楽楽庵」の冷汁うどん。小カレー丼。
鴨汁うどん。
茄子と肉うどんがなくなっていて残念だが、鴨汁うどんもネギタップリで美味かった。
さらにうどんと並び外せないのが「雪いちご」
750円は高い気もするが、この中にいちごソフトが丸々入っていると考えればオトクだと思う。
この日はラグビーワールドカップの初戦。早めに切り上げて試合に備えます。
今年のワールドカップも頑張れジャパン‼️
道の駅スタンプ4個追加されました〜
群馬15/33,埼玉13/20,山梨6/20,長野5/34 茨城2/16 合計41個
78歳母の免許返納が延期になりそうな件
静岡に住む78歳の母が次も免許を更新すると言い出した。これまで次の更新時には返納すると言っていたので驚いた。
実家近くで暮らす兄と弟は我関せず。彼らに話しても暖簾に腕押しなのも悩みの種。
7年前に父が亡くなってから閉じこもりがちだった母をやっとの思いで要介護認定を受けさせ、デイサービスに通うようになったのは昨年暮れのこと。埼玉に住んでいる私がここまで話を進めるのも結構大変だった。
このままだとすぐにボケてしまう…そうならないようにという思いでデイサービスを勧めたのだが、「介護だなんてカッコ悪い」とか、「デイサービスなんて通っているのは老人ばかりだ」「介護認定なんて認定されるわけない」とか、とにかくネガティブなことしか言わなかった。
今では友達も出来て通うのがとても楽しいようだ。それはホントに良かったと思う。ただ、耳がかなり悪くなったので、話し声がよく聞き取れないのが不自由なようだ。
以前から耳の聞こえの悪さも人を避ける原因になると思い、補聴器の購入を勧めていた。これも耳鼻科に連れて行ったりして強く勧めたため、勿体ないと購入を渋る母も、ようやく今は昔片方だけ購入した補聴器を修理し、もう片方を新調したものを使っている。
そんな母が免許を返納したくなくなったようなのだ。
「たまに近所に買い物に行く位しか乗らないから事故を起こす心配はない」とか、「クルマの運転も出来なくなったら何も自由がなくなる」とか、「クルマの運転くらいしか楽しみがない。その楽しみを取り上げるのか」とか色々言い出した。
「その歳でクルマの運転を楽しみにされても怖いんだけど」と思いつつ、私が「乗るならせめてセーフティーサポートの付いたクルマに買い換えて。」と言うと、「補聴器も買うのも我慢しているのに!」なんて返してきた。
「我慢しろなんて誰も言ってない、むしろ勧めてたのに。。。」
まるで子どもが駄々をこねているようにも聞こえる。父の七回忌を昨年やったこともすっかり忘れてしまうなど認知症の兆候も見えたりして心配です。
コレからクルマが無くなっても極力不便がないように色々考えてあげなければ。と思っている。
誕生日は2月、説得にしばらくかかりそうだ。。。
どなたか説得する良いアイデアがあったら教えてくれませんか?
よろしくお願いします。
これまでの闘いのことを記録しておこうと思う
IgA腎症発病から今に至るまでを記録としてまとめておこうとふと思い立ち、ここ2年半の検査結果とその時の気持ちを振り返ってみた。
今は腎臓が健康な人にも、もしもの時の参考になるように心がけて書いていこうと思うので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
さて、全ての始まりは2021年4月 健保の検診だった。
総合判定C 尿蛋白(+)尿潜血(+)
何かの間違いだろう、次はきっといい結果だろう。何の根拠もないポジティブ思考が仇となった。
この後8ヶ月も放置してしまった。今思えば悔やまれる。
検査結果に間違いなどそうそうあり得ないし、万が一間違いがあったとしてもその時は「間違いでよかったね」で済ませればいい。
腎臓のように一度悪化した機能が元に戻らない臓器もある。
その場合、後悔先に立たず、だ。検診の結果は放置せずすぐ再検査することを強くお勧めする。
通院を始めたのは2022年1月からである。
その後の検査結果。
2022年3月
尿蛋白/Cr比(mg) 875.6(基準150以下)
赤血球(尿沈査) 93.3(基準4以下)
2022年4月 健保の検診
総合判定D 尿蛋白(+) 尿潜血(2+)
いよいよ腎生検を受けた方がいいということになった。
6月13日〜18日 入院 腎生検 IgA腎症と診断を受ける
この後、食事療法を開始する。タンパク50g.塩分6gと言われても、何を食べて良いのやら全くわからなかった。
通販で腎臓病食をいろいろ買い込んだ。無駄な買い物も沢山したっけ。
発病の原因が何なのか?日々の行いの何が悪かったのか?
そりゃ酒も沢山飲んできたし、体に悪そうなこともやってきた。
でも明確な原因は分からないまま。
病気ひとつしたことがないどころか、骨折ひとつしたことがない私がまさか?
というのが素直な感想。まさに青天の霹靂とはこのこと。
喉が痛くて飲食ができない。この手術が治療の中で一番辛かった。
2022年9月
尿蛋白/Cr比(mg) 302.7
赤血球(尿沈査) 82.1mg
10月11日〜28日 入院 ステロイドパルス開始
これほど長く入院したことはなかった。
ステロイドの影響でみるみる体重が落ちていくので、毎日毎日病棟の階段の昇り降りをして、少しでも体力の低下を食い止めようと抵抗した。そして副作用で骨粗しょう症にならないように日光浴もした。スリムになって日焼けしたので見た目は健康そのものだった。
2022年11月
尿蛋白/Cr比(mg) 164.2
赤血球(尿沈査) 44.6
プレドニゾロン 30mg
2023年1月
尿蛋白/Cr比(mg) 166.9
赤血球(尿沈査) 37.2
プレドニゾロン 25mg
数値がなかなか基準値を下回らない。食事内容は本当にこれで大丈夫か?このままの治療で大丈夫か?直らなかったらどうしよう。この時期が一番不安だった。
2023年3月
尿蛋白/Cr比(mg) 23.0(基準150以下クリア)
赤血球(尿沈査) 11.7
プレドニゾロン 20mg
2023年5月
尿蛋白/Cr比(mg) 18.1
赤血球(尿沈査) 2.1(基準4以下クリア)
プレドニゾロン 15mg
7月コロナ罹患
感染症にはかなり気を付けていたがついにコロナに罹ってしまった。5月から毎日出社となり、通勤途中で染されたのだと思う。
2023年7月
尿蛋白/Cr比(mg) 12.3
赤血球(尿沈査) 0.2
プレドニゾロン 10mg
過去のワクチン接種時に数値が悪化したため、コロナが数値に悪影響を及ぼすのではないかと恐れていた。検査結果はその影響もなくほっと胸をなでおろす。
2023年9月
尿蛋白/Cr比(mg) 13.8
赤血球(尿沈査) 1.3
プレドニゾロン 5mg
そして現在に至る。
最初は大変だった食事療法も、今はムリなく楽しくこなせている。人間適応できるもんですね。
長期の入院で感じた事だが、内科病棟に長くいると入れ替わりでいろんな人が入院しては退院していった。コロナ対策で直接話はできないが、カーテン越しに話し声が聞こえてくる。癌の手術をして一泊二日で退院していく人、不摂生な生活が変えられないで腹膜透析のやり方を教わって退院していく人、よく、「俺はポックリ死ぬから好きなように生きるんだ」なんていう人がいるが、ポックリ死ねる人なんてごく少数で、多くの人が不便や苦痛を我慢しながら生きながらえる。健康には気を使うべきだとおもった。そして看護師さんや先生、病院食を作ってくれる職員の方、皆さん献身的に病人の私たちを支えてくださる。どんなにイヤなやつでもきっと支えるんだと思う。
この入院で「人は簡単には死なせてもらえないこと」「人は多くの人に支えられて生きている事」いろんなことを改めて感じた。
上手くいけばあと2ヶ月でステロイドが終了する。
気を引き締めて、でもムリせずがんばるつもりです。
励みになりますので、もしよろしければホチお願いします。