ルーさんの日常

50代のゆる~い遊びと生活を綴るブログ

「まるで純正の質感」車中泊換気扇②作成概要と使用報告編

だいぶ前になりますが、車中泊換気扇。いい加減そろそろ投稿しておきたいと思います。

完成した換気扇はこんな感じではめ込み式になっております。後部座席に人を乗せることがほとんどないので、いちいち取付・取り外しが面倒なので、はめ込み式にしてしまいました。同じように作って上部のパネルの高さを短くすれば、取付式にもできると思いますので、興味のある方はぜひ真似してみてください。

ネットでも買えるものは下の方にリンクを張っておきますね。

使用したファンはこちら。二個セットを二個アマゾンで購入しました。定期的に値下げしているので安い時に買うのがいいと思います。¥1500くらいで購入したかな?2つのファンが1本のコードでつながっており、風量切り替えスイッチが付いています。私はこれをさらに一つにまとめて、スイッチ一つでオンオフできるようにしています。

そして、メインのパネル素材です。これ、カインズで買ったのですが、どこのカインズでも売っているわけではなくて、かなり大型の店舗で買いました。そして、塩ビ用の接着剤。プラスチック同士を溶かして接着する方式で、かなり強力に接着出来ます。この接着剤との出会ったときは感動しました(笑)。・・・って、変な人(笑)


虫よけの網戸用の網。ポイントはグラスファイバー製という事。ふつうの網はハサミで切るとポソポソほつれてきちゃいますが、これはほつれません。売ってるサイズはデカいのですが、ちょっとしか使いません(笑)そして高ナット。

2本のケーブルをまとめてオンオフするためにこの部品を買って半田でつなぎ合わせました。

こんな具合↓にケーブルをカスタマイズしました。

 

手軽に使えてケーブルの取り回しも必要が無いモバイルバッテリーを使っています。バッテリーを入れるメッシュポケットはこちらを使いました。


ファンを固定するための部品を100均のアクリルブロックで作成しました。のこぎりを使って1センチ幅で切ります。アクリルって結構固いのでカッターなんかでは切れません。


塩ビボードにファンの大きさに合わせた丸い穴をあけます。穴あけにはこちらの円形カッターが便利。塩ビボードは柔らかいので、カッターで何回か切れ目を入れるとすぐ切れます。

大きなごみ袋を霧ふきの水で窓に張り付けて窓枠の型を取ります。さらに周り2センチ大きくして、窓枠のゴムの中に入り込むようにします。
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型紙をボードに転写します。

塩ビボードは2分割して途中で結合する設計です。写真は上下が逆になっているので説明しずらいですが、上に来る部分の横幅がゴムに左右それぞれ2センチづつ挟み込まれるので型枠より大きくなっています。下に来る部分は左右の長さは枠ぴったりに、下に挟み込む部分だけ長くなっています。

この円形カッターはすごく便利。きれいな円形に穴が開きます。

ファンを挟み込む部品を作ります。こちらにも円形の穴をあけて、ファンに付属していたスチール製の網を取り付けます。そしてビビり音防止のために100均のスポンジテープを張りました。

そしてこれがファン100均のアクリル板を8角形に切ったものを6個、6角形を4個作り、4つのファンを接続します。また、配線が長いので、これまた100均のケーブルタイでまとめて周りに停めます。

先程アクリルブロックで作った部品をファンの位置に合わせて仮止めします。板とブロックの間に塩ビ用接着剤を流し込み、接着します。これでプラスチック同士がまるで元から一体だったかのように固定されます。

これもポイントの一つですが、写真のように、窓ガラスに当たる部分にネジの頭が飛び出ないように大きな穴をあけます。

板の室内側にはもう一枚の板を二重にして板同士を接着。高ナットと固定します。

板の内側に合わせて切った網を両面テープで取り付けます。

外側の板と内側の板でファンを挟み込み、手で回せる化粧ネジで固定します。固定ネジは白かったのですが、黒いものを見つけたので後で交換しました。吸気と排気を変えたい場合はファンの向きを変えて取り付けますが、こうすることで道具を使わずにネジを取り外し、向きを変えることが可能です。車中泊で停車した場所で窓が風上になるか風下になるかによって、風向きを変えたいことがありますが、そうした時に手で変えられるのは非常に助かります。板の下の部分には上下の板を接続するためにH型の「ジョイナー」というレールを取り付けておきます。

実際の取り付け場面です。窓ガラスを開け、板を窓ガラスの左右と上のゴムに深く差し込む形で取り付けます。一度ぐにゃっと板を曲げて左右片方づつゴムに差し込み、左右がハマったら上に持ち上げて上にも差し込んでいきます。ソリオの場合、結構上に深く入ります。

ぐーっと最大まで上に押し上げた状態で、下に来る板を取り付けます。取り付けたら上の板を下げたら、ジョイナーのH型にピタッとはまります。(外したいときは逆の手順で上板を持ち上げて下板を外してから上板を外します。)

これでぴったりはまりました。

室内はこんな感じになります。すっきりした印象。

使用しての感想ですが、4連ファンの風量は大きく、音も最大にしていても睡眠に差し支えることはありません。ただ、12000mAhのバッテリーを使っていますが、夕方から使っていると朝方バッテリー切れになります。計測していないので多分ですが、満充電で10~12時間が目安でしょう。

 

ご興味のある方は材料のリンクを張っておきますので、こちらを参考に作ってみてはいかがでしょうか?

 

材料

発泡塩ビ板 約¥3500

塩ビ用接着剤 約¥1,000

PC用ファン2個セット×2 ¥1598×2

コードスイッチ ¥397

分岐コード ¥490

網戸用網 ¥999

メッシュポケット  ¥301

黒ネジ

 

以下カインズ

光モール ジョイナーエ型 ¥98

端材の塩ビ板 ¥500

高ナットM5×25 2本入り×2個 ¥228×2

トラス頭小ねじM5×12  4本

小ねじ 16セット

 

以下ダイソー(¥110)

コードチューブ
プラ板
アクリルブロック