秋の長野車中泊の旅①(幻のビーフシチューの巻)
10月の三連休を利用して長野に行ってきました。今回の旅はかねてから行きたかった入笠山と幻のビーフシチュー、高遠地区に伝わる高遠蕎麦をいただく旅。後半はあいにくの雨の予報。なので土曜に登山。後半はのんびりドライブ。なんとなくそんな予定で出発しました。
金曜の夜に長野に入りたいと思い、今回は高速道路を使います。深夜割引を使えば安上がりなので、初日の車中泊は八ヶ岳サービスエリアに決定。ところが、おしゃべりに夢中になってサービスエリア入り口を通り過ぎると言う痛恨のミス。仕方がないので、「道の駅 信州蔦木宿」で車中泊することに。いつものごとく波乱のスタートとなった。
「道の駅 信州蔦木宿」は名古屋方面や関東からのクルマでほぼ満車に近い状態。ただ、気温も低いのでエンジンをかけている車はほとんど無く、かなり静かで過ごしやすかった。この道の駅は温泉も併設されていてしかも営業時間も長いので、早めに到着できるならゆっくり温泉に入って翌日の長野観光に備えるというのがベストだろう。
翌朝は早起きして山に向かいます。道の駅はまだ開いていない。この辺りで採れた美味しい新米を売っているらしい。帰りに立ち寄れるといいな。
入笠山周辺はマイカー規制があるためアクセスにはゴンドラを使います。
ゴンドラを降りるとそこはすでに絶景。しばらく駅周辺をぶらぶらします。というのも、以前木曽駒ヶ岳に登った際に、ゴンドラを降りていきなり登り始めて高山病になってしまったことがある。今回は木曽駒程標高は高くないが、念のためワクワクする気持ちを抑えて体を慣らします。
駅からの道のり。湿原を散策し入笠山に向かいます。湿原は秋の装い。春に来たら花々が綺麗だろう。
歩道も整備されていて歩きやすい。けっこう年配の方も多く訪れていました。
湿原を抜けるとそこからが登山道。と言ってもあまりハードではなく、1時間ほどで入笠山山頂に到着。
山頂は360度のパノラマビュー。八ヶ岳はもちろん、南アルプス、富士山、北アルプスまで望めます。
しばらく景色を堪能し、気が付いたら30分の滞在。そろそろおなかがすいてきました。
時間は11:40、幻のシチューが待ってます。
八ヶ岳を眺めながらヒュッテ入笠を目指します。
12時すぎに到着。数人並んでいましたが、思ったよりすいていました。ふと看板を見ると、「ランチ13:00まで」の注意書きが。。。間に合ってよかった(汗)これで食べられなかったら悲しすぎる。
こちらがビーフシチュー。ごろっとビーフはナイフ要らず。箸で持つと崩れてしまうほど柔らかい。口の中でとろけて超絶美味い。デミグラスソースもコクがありつつ塩味少なめであっさりしていてこれもゴロッお大切り野菜と相性抜群。別料金でライスかパンを選べるので今回はクロワッサン、ほんとはアンクロワッサンもあったのだが、料理を待っている間に食べてしまいました。ブログ用の写真を撮るのを忘れた(笑)パンもうまかったー。
こちらはポークソテー。ポークも分厚くて食欲をそそる。こちらは少し塩分多めだったので、ライスで正解。肉厚ポークはナイフがサクッと入る柔らかさ。腎臓病持ちには罪な味だが、10歳若かったらご飯をお代わりしただろう。
さて、帰り道の湿原エリア。秋を感ながらテクテク歩きます。
山頂駅まで戻ってきました。
妻のリクエストで山頂カフェの「ルバーブソフトクリーム」を。甘酸っぱくてさわやかなお味。コクのあるバニラとベストバランス。
ソフトを楽しんだらゴンドラに乗り込み、入笠山を後にしました。
そしてこの日の温泉はこちら。休日の夕方は観光客の方も多く、さすがに込み合っていました。施設もきれいで休憩室も広く、込み合っている割にゆったり過ごせました。
お湯はしっとりとろっとしたお湯でいかにもお肌によさそう。温度も少し高めでしっかり温まりました。
そして宿泊地、「道の駅南アルプスむら長谷」へ。
山間の道の駅で到着時は営業時間は終了していました。トイレもきれいで写真家の方の風景写真が壁一面に。
素晴らしい写真に見とれしまいます。
この日も車中泊には過ごしやすい気温。車内でいつもの氷結ムトゥー7%で晩酌。どうやらこの道の駅、パン屋さんが美味しいらしい。期待を膨らませつつ翌日に備え眠りにつくのでした。
ではでは。